2010年10月10日付けで請求の7・8月分水道料金を差しあげて以来、水道料金の請求についての、支払い通知書未送の状態となっています。
3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)以後、福島第一原子力発電所の放射能漏洩は現在も継続中です。
つまり広島原爆1発分の放射能が空中地中水中へ、毎日何らかのカタチで拡散しています。
そのため今後水道水への放射能の影響は、必ず大きくなると考えられます。
詳細な実測値の公表がなければ、「安全」だと発表されても、鵜呑みにしないことです。
なぜなら、政府や公共機関による今までの計測値は、最も小さい数字を発表するという慣習があるからです。
ハンドル名、東海アマ氏が実測された計測値があります。
松戸市の場合車のダッシュボード上で 0.18から0.25μSv/h 車外1.3メートルで 0.24μSv/h 車外地表 0.42μSv/h
車外1.3メートルの位置で年間換算すると、通常の2倍の放射能濃度となっています。
都道府県別の千葉市のデータは市原市だけしかないのですが 0.044μSv/h と一桁少ない数字になっています。
このように政府発表の数値は、多くの民間による実測値とは異なっていることを認識しておくべきではないでしょうか。
さらに政府はガンマ線だけの数値の発表でアルファ線・ベータ線という内部被曝に関わる数値を発表していないことが証言されています。
20110523 参議院 行政監視委員会02 質疑応答 パート 8
政府発表の数値は政府以外の信頼のおける実測値と違うことを知っておくべきです。
原子力安全委員会が「原子力施設等の防災対策について」では、飲食物の摂取制限に関する指標(飲料水)を示しています。
指標は、放射性ヨウ素-131(131I)が300Bq/kg以上、放射性セシウム(Cs)が200Bq/kg以下であればOKだというものです。
3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L)
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
出典は下記。203-204ページ、表9-3参照
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/9241546387_jpn.pdf
日本には放射能に関する飲料水基準はなかったため世界保健機関(WHO)基準相当を守っていました。
輸入の際も基準値であるセシウム-134とセシウム-137の合計値が370Bq/kg を超えたものは輸入させないというものでした。
ところが 3/17以降の現在の日本の暫定基準値は・・
・ヨウ素(I-131)131 300ベクレル(Bq/L)
飲料水 300 Bq/kg
牛乳・乳製品 300 Bq/kg
野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
飲料水 200 Bq/kg
牛乳・乳製品 200 Bq/kg
野菜類 500 Bq/kg
穀類 500 Bq/kg
肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
世界の水道水の放射線基準値は下記のとおり。
WHO基準 1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)
日本の現状 300ベクレル(Bq/L)
つまり290ベクレルなら基準値以下のため安全だと告知されるのです。
日本の基準値さえ下回れば、政府は「安全」、テレビも安全・新聞も安全だと報道しているのです。
従って、現在オーナーと今後の水道料金の取り扱いについて協議中です。
そのため、請求は今しばらくお待ちください。
以上よろしくお願いいたします。
このブログの筆者は、オーナーである父(90歳)からの委託管理会社の責任者・馬渕一です。